2010年9月5日日曜日


 高岡で見た「おだがけ」です。佐倉周辺では、稲架を「おだ」と言います。細い竹で三脚、二脚と交互に「おだあし」を組んでいき、その上に太めの長い竹を乗せて倒れないように縛るのが大体のパターンですが、地域によって多少バリエーションがあるようです。

 機械による乾燥が普及してから、おだがけの風景もめっきり減りましたが、現在も健在です。一手間かけて天日で乾燥したお米はやはり美味しさが違うようですが、なかなか食する機会もありませんので、話に聞くだけです。

 天気が良ければ、おだがけで稲を乾かすには4~5日もあればよいそうですが、天候に要注意です。この時期は台風が来ることも多いので、天気予報には耳を傾けないといけません。折角乾かした稲が水に浸かったりしたら、元も子もありません。昔は長雨に打たれた稲が芽を出してしまうこともあったそうです。

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