2010年7月18日日曜日
現在のJR佐倉駅の駅舎は、昭和60年12月に完成したものです(当時は未だ国鉄)。駅舎の橋上部分の南端には小さな「駅舎完成記念碑」の金属板があります。
「明治27年7月、千葉県で初めての総武鉄道が市川-佐倉間に開業し、同年12月には市川-本所(錦糸町)間が相次いで開通しました。
当時、佐倉から本所までの所要時間は1時間40分でしたが、この90年の間に国鉄総武本線と姿を変えながら、現在はわずか1時間で都心とを結ぶ市民の重要な交通機関となっています。
新装なった駅舎は、新しい佐倉の町づくりの象徴として、昭和60年12月に、次の皆様をはじめ大勢のかたがたのご協力により完成したものです。
昭和60年12月吉日 【以下、略】」
写真は97年頃の様子です。新しい駅舎の完成とともに、北口周辺も整備されました。写真の右端にSOGOのギフトショップが見えますが、時代の変遷に伴い、この場所は飲食店(居酒屋)となった後、現在は葬祭用の会館が建っています。
2010年7月11日日曜日
六崎の町並み
写真は昭和53年頃の六崎の風景です。既に国鉄(JR)の線路を跨ぐ歩道橋が奥の方に見えます。写真の右側には池医院、その向かい側には茅葺きの屋根も見えます。(枇杷の葉がかかっていて分かり難いです。)、この通りには、以前は、駄菓子を扱う商店が三軒もありました。池医院の近くにコウタヤ(幸田屋?)さん、農協のはす向かいに渡貫商店さん、踏切の近くには宮本屋さんがありました。宮本屋さんは、手作りの葛餅を食べさせてくれたり、夏は手回しの機械でかき氷を作ってくれたりしましたので、思い出も深いものがあります。国鉄佐倉駅から六崎に至るこの道路はメインストリートでしたが、道幅が狭い上に踏切が閉じている時間も長いからでしょうか、鏑木町から直線で六崎とを結び線路の上を通る道路が昭和40年代の前半に開通し、この道路は踏切が閉じられて車の流れがなくなるにつれて人通りも減り寂しい通りになってしまったように思います。今は渡貫商店さんだけが営業を続けています。
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